
この記事で分かる事
退職代行を使うと罪悪感に苛まれる?




退職代行を使う事は、いきなり会社に行かなくなることも想定されます。
バックレとは違いますが、突如いなくなる事によって、多少なりとも同僚や上司に迷惑をかける事も。
その際の罪悪感を心配して、退職代行の利用に踏み切れない人も少なからずいるようです。
しかし、実際は罪悪感を感じる必要はありません。
罪悪感を感じるのは常識がある証拠

人は誰しも罪悪感を感じる様にできてます。
蜘蛛が生まれつき巣の貼り方を知っている様に、または蜂が巣の作り方を知っているのと同じく、誰にも教わらなくても知っている物だと言えます。
いわば持って生まれた本能に近い物なんですよ。
個人毎で多少の差異は生じる感覚でしょう。
罪悪感を感じると言う事は、裏を返せばまともな人だと言うことになります。
その結果、自分がいきなり去る事の功罪を意識してしまう。
その結果罪悪感が生じるのです。
退職代行で罪悪感を感じる人の傾向

退職代行を使って、その前後罪悪感を感じてしまう人に共通しているのは、下記の要素を強く持っている人だといえます。
- 責任感が強い
- 真面目
- 几帳面
- 感情を表に出すのが苦手
- 自信がない
ずらっとネガティブなワードが並んでますが、これらの性格が強い人は総じて罪悪感に苛まれる事でしょう。
基本的に罪悪感は自身の行いから発生しているものです。
自信が無い等は代表格で、行動を起こした結果が他人に迷惑をかけてしまうと考えるのは、分かりやすい点だと言えます。
実際は、自信がなくても自分を卑下する理由にはなりません。
完璧に出来る人など世の中存在しません。
逆に、完璧に出来ない人も実は存在しないんですよ。
人は誰しもいい所があり、それに自分で気づいているか否かの問題なんです。
こうして考えると、退職代行に限らずあなたが感じている罪悪感は、気にしすぎなものかもしれません。
では、退職代行を使って辞める事に、罪悪感を感じる必要があるかどうかを見てみたいと思います。
退職代行を使った事で罪悪感を感じる必要はない

そもそも退職代行を使う段階まであなたを追い込んだのは、ほかならぬ会社です。
会社に問題があり、上司の育成や教育フロー、マネジメントが出来ていないから誰かに負担がいくわけです。
その結果退職したいと願い出ても、受理されないと言うのは筋が通っていませんね。
理由があるから退職代行をつかうわけで、原因が自身にないと言う事は罪悪感を感じる必要も無いと言う事になります。
社会人には一律退職の自由が法律で認められています。
辞めたいと感じた時は、辞めても良いと社会的になってるわけです。
それを阻害するのが勤め先で、辞めるための手立ても費用もこちらが負担しているとなれば、もはや後ろめたさは感じる必要はないでしょう。
残された同僚や上司に多少迷惑がいったとしても、気にしない事が重要です。
自身の体調を最優先に考えましょう

退職代行を使う人の多くは、既に心身が疲弊しています。
高圧的な上司とのやりとりや、セクハラやパワハラ。
色々なストレスでがんじがらめになってる人が多いんです。
それが長く続くと、必ず心身に異常をきたします。
鬱病や自律神経失調症などが代表的ですが、最終的にはめまいがしたり吐き気がしたりと、体にも影響が出てきます。
そうなってからでは既に遅いので、なるべくは早めに環境を変えるべきでしょう。
原因が会社にある場合、優先すべきは自身の体調です。
体を壊してしまえばその後の人生にも影響しますし、なにより体を壊してまで続ける仕事は世の中にないと思ってます。
これはノーリーの持論でもありますが、どんなに給料が高い仕事でも同じことが言えます。
結局健康や人生はお金では買えませんから、天秤にかける必要すらないんです。
退職代行の良い点はここだと思っていて、効率よく劣悪な環境を変える事が出来るんです。
パワープレイとも言えますが、それぐらい体調は大事な物だと認識しておきましょう。