
この記事で分かる事
会社に行きたくなくなるのはこんな時

仕事とは疲れるものです。
帰って来て一切疲労を感じてないなんて事あり得ませんよね。
ときに神経を使い、お得意先に気を使いと大なり小なりストレスを感じる事でしょう。
会社勤めになると尚更です。
プラスアルファで同僚や上司にも気を使う事になるからです。
今回は代表的な「会社行きたくないあるある」をいくつかピックアップして、その解決策も考えてみたいと思います。
こんな会社にはもう行きたくない

本来仕事と言えども何もなければ会社を辞めようとは思わないはずです。
会社に行きたくない、辞めたいと感じるのは全て原因があるからでしょう。
- 残業がすごい
- 嫌いな奴がいる
- 給与が低い
- パワハラがすごい
- セクハラがすごい
- 仕事が面白くない
大体こんな所が代表的な物ではないでしょうか。
かくいう私も、過去上記の様な事は何度も経験してきましたよ。
それも幾つもの会社でです。
一番多かったのは人間関係の悩みですかね。
合わないだけならいいんですが、横暴な上司に腹が立ったりとストレスを感じる事もありました。
それが転職の原因になった事もありますし、会社に行きたくないと毎日考えて居た時期もあります。
給料が低いのはなかなかこたえる
後は給与が低いと言う問題もありました。
それこそ生活できないぐらいだったり、明らかに働きに見合ってないなと感じる事もありましたよ。
今ではすべていい経験になったと笑えますが、一番疲れていた時は毎日「会社 変えたい」とか、「会社 辞めたい」みたいなワードでググってた気がします。
一つ忘れないで欲しいのは、これらの殆どは会社に原因があると言う事です。
人間関係ですらそうだと言えるでしょう。
セクハラやパワハラが横行してる会社など現代では言語道断です。
つまり、さきほど取り上げたような項目が見られる会社は、行きたくないと思われて当然なんです。
女性に多いセクハラの悩み

セクハラに悩む女性は思ったよりも多いです。
これは、普段色々な会社でマネジメントの相談を受けている時に感じます。と言うか話にでてきます。
セクハラという言葉自体に抱くイメージは人それぞれですね。
直接的なボディタッチを想像する人が多いですが、実際は少し毛色が違います。
「髪切った?」と言うキーワードもセクハラと言われた時代がありますが、要は男性の言動や行動に生理的に不快感を感じる事もセクハラなんですよ。
良く聞くケースでは、特定の男性社員に言い寄られると言う物があります。
仕事中にも関わらず、空気を読まずにちょっかいを出してきたり、自分をアピールしてくる男性もいるんですね。
好意を持っているからこそこう言った行動に及ぶわけですが、女性の都合を考えずに一方的且つ長期的にやってしまうと、相手は不快感を覚えます。
直接的に触られたなんて事がなくても、これで精神的苦痛を感じた場合、立派なセクハラとなります。
イライラやムカムカも入り混じって、忙しいにも関わらず仕事が滞る女性は、これが原因で会社を去る可能性も高いです。
世の男性方は、今一度自分はこう言った迷惑行為に及んでいないか振りかえってみてください。
まあ、大多数の男性は「こう言った苦情が出てる」と言っても、悪気が無いと言うか全然響かない人も多いんですが。
セクハラに困った時の対策法
基本は上司にすぐ相談するべきです。
身近に相談できる上司がいない場合は、別の部署の方だっていいですし、役職がもっと上の人でもいいです。
とにかく現状「こう言った事で嫌な思いをしている」という事を、管理者に分かってもらう必要があります。
出来れば日付を記録し、具体的にどういう事があって不快感を覚えたか、細かく書きだしておく方がいいでしょう。
更に、周りの人に証人となってもらえるように、一人ぐらいは常に相談できる同僚などを見つけておくことも重要です。
その上で、セクハラをしている本人に伝える様にしましょう。
出来れば上司から厳しく注意も交えて伝えてもらう方がいいです。
もしこれらの手法が取れない環境であれば、迷わず退職・転職するか、しかるべき機関に相談するぐらいでもいいと思います。
会社の次に相談すべき期間は、下記が代表的です。
- 労働問題弁護士
- 労働局労働局
最優先すべきは、自身の身を守る事です。
いくら楽しい仕事についていても、そこは割り切って行動を起こす事を念頭に置いておきましょう。
高圧的な人にどう対処する?対パワハラ

女性男性問わず強いストレスを感じてしまうのは、上司からのパワハラです。
どこからをパワハラとするかの線引きは考える必要がありますが、ポイントは理不尽かどうかです。
- 上司のミスをなすりつけられた
- いわれのない叱責
- 暴言・暴力
- 過度な仕事量の依頼
などなどです。
やはり多いのは、精神的に直接ダメージを被る叱責関連の物が多く、怖くて相談も上手くできないとか、なんでもかんでも怒られるという事態は異常なものだといえるでしょう。
もう一つのポイントは、それを人を見てやっているかどうかです。
特定の人には優しいのに、自分だけやたら怒られるといったケースは、パワハラの範疇に収まります。
自分のためを思って厳しく接して来る上司もいますが、結果的に心身を壊しては意味がありません。
この悩みを抱える人に共通している点は、残業時間が多いというものです。
無理な仕事を振られる傾向にあるので、その結果業務過多に陥りやすくなります。
これらのパワハラが原因で会社に行きたくない、辞めたいと感じてしまう社会人は非常に多く存在します。
パワハラの対策は?
個人的に思う一番の対策は、やはり別の信頼できる上司に相談することです。
特に問題の上司より役職が上の方から注意が行けば、多少状況は変わるでしょう。
その方も加わって、話し合いの場をセッティングしてくれるケースもあります。
結果的に、パワハラをする上司が反省し、事態が好転するケースも多いです。
問題なのは、誰にでもパワハラをする上司の場合です。
構図として、その上司対部下達という形になってしまうので、大事になる可能性が高いです。
後者のケースでは、すんなり退職を選択する方が無難だと思います。
ズルズルと問題が長引き、多くの人を巻き込むことになりがちだからですね。
そこに時間と労力を割くぐらいなら、サクッと次の職場を探す方がメリットが多いと言えます。
体調を壊してまで勤める会社はないです
中には既にストレスで心身に異常をきたし、会社が近づいてくると吐き気を催したり、理由もなく涙が出てくる人がいます。
正直言うと、これは末期症状です。
一度診療内科などを受診し、休職も含め環境を変える事を考えましょう。
セクハラと違い、第三者ははっきりと問題事項と認識できないのがパワハラです。
相談に行くと、「そんな対応してたの!?」と驚く人もいるぐらいですが、こういった人を野放しにしている会社にも問題があると考え、見切りをつけるのも手だと言えます。
仕事以外の時間もとにかく会社の事ばかり考えてしまう

会社での悩みが顕在化して来ると、会社から離れていても常に気持ちが暗くなるものです。
花金の夜でも頭の中は来週の月曜の事を考えてしまったりします。
自分の場合、週末の休みに趣味に没頭しようと思っても、まったく楽しく感じない時期がありました。
それこそ頭が回らない。
ぼーっとしているわけではないのですが、いつものように効率よく手足や指先が動かないなんて事もありました。
結果的にその会社は辞めましたが、似たような経験をした人は多いのではないでしょうか。
頭では会社の事を休み中に考えても意味は無い<>/spanと分かっていても、何故か常に考えてします。
本来私生活を豊かにするために働きますが、その順序が逆になっていると言えるでしょう。
これは由々しき問題です。
休日も会社の事を考えてしまうことの対応策
経験則では、こういった事態の時は無理に何かをしようとしない方がいいです。
ダラダラと横になって過ごすのもいいし、その上で気が向いたら適宜行動をするぐらいの認識の方が良いと考えます。
軽めの気晴らしで漫画を読んだり、映画を見るのもいいですが、これすらできないぐらい暗い気持ちが渦巻いている時は、素直に何時間でも寝て過ごすでもいいと思います。
ただ出来るだけ近々に、こういった状況を打破するために行動を起こす準備だけはしておきましょう。
上司に相談するといったことや、転職活動を出来る範囲で始めるなど、環境を変える事に関しては考えておく必要があります。
退職しなくても異動で環境を変える
異動願いをだすなんて事もおススメです。
自分の友人では、自ら異動願いを出して受理され、割と短期間で大きく環境を変える事に成功した人が何人かいます。
彼らは、当時では考えられないぐらい充実した毎日を送っています。
規模が大きい会社であれば、部署を変えたり子会社に転籍するなど、退職しなくてもサクッと事態を好転させる方法はいくらでもあります。
気が暗く落ち込んでいる時はこう言った発想も出づらいものです。
どこかで時間を作って、今後自分はどうしたいか、どうするのがベストか頑張って考えてみましょう。
朝がやばい!起きれない、気持ち悪いなど

ストレスも度が過ぎると、いよいよ体にも異変をきたすこととなります。
良く耳にするのが、
- 何故か朝起き上がれない
- 吐き気・頭痛がする
- 涙が勝手に出てくる
- 体が重くて準備が出来ない
こういった症状です。
ここまで来ると、大分参っていると言う自覚を持ちましょう。
今現在このような状態に陥っている方は、鬱病などにかかっている可能性が高いです。
明らかに原因が仕事であれば、即時対応策を考える必要があるでしょう。
体調が悪いほど追い込まれてる時は

できればすぐに最寄りの病院に行って診てもらいましょう。
それほど自体は差し迫っています。
なにより、病院に行って問題無いと言われたらそれはそれで済む話です。
大半は精神的な疲れや病気を告げられると思いますが、受診すると少しは安心できます。
今あなたに必要なのは、心の平穏ですから、何も考えずに休むことを選択しましょう。
「病院の何科に行けばいいか分からない」と言う方が多いのですが、下記を参考にしてみてください。
- 精神科
- 精神神経科
- 診療内科
このうち、精神科や精神内科は鬱病などの精神疾患の専門医となります。
自身で鬱病かどうか判断をするのは比較対象が無いと難しいですが、もう少し身近な専門医でまずは診てもらいたいと言う場合は心療内科をおすすめします。
心療内科は、精神的な不調による体の変化を専門としていますが、明らかに精神的な原因だと考えられる際は心療内科でも高度な診療を受ける事が出来ます。
明らか体調に変化がみられるときは内科に行きましょう
その他として、体に明らかに変調が見られる場合は内科でもいいと思います。
結局体調の悪化の原因が何かを突き止めると言う意味では、内科でもしっかりと判断を下してくれるからです。
その次にしかるべき医療機関で診てもらう方法でもいいでしょう。
最近ではメンタルへルス科と看板を出している機関もあります。
不安があるかたは、最初に電話で相談してみてその後伺ってみるという手法を取ってみてください。
仕事にやりがい、意義を見いだせない

ここまでに挙げた項目に該当しなくても会社を辞めたい、行きたくないと感じるのがこの理由です。
ズバリ「やりがい、意義を感じない」と言うものです。
ストレスを感じてるケースはあまりないですが、これに悩む方の特徴は大きな虚無感を感じている点です。
結果的に精神衛生上宜しくない状況です。
どうせ一日の内8時間ほど会社に拘束されるのであれば、楽しい時間を過ごしたい物です。
悩みは無くても、業務自体がまったく楽しくないと感じてしまうと、湧き上がる感情と言えます。
仕事というものは簡単すぎてもやる気が起きませんし、難しいぐらいがちょうどいい物です。
今現在従事してる業務はレベルが低いと言う事はありませんか?
それに加え、他にやりたい事が固まっていると余計に就業時間が退屈に感じます。
仕事にやりがいや意義を見出すには
この悩みを相談する方に向けて言っていることは、自分の仕事の中で他の誰にも負けない部分を作る事です。
毎日こなす仕事が決まっているのであれば、それをより短時間で終わらせるにはどういう手法を取ればいいか考えて見ましょう。
いつもとはちょっと違ったやり方を実践してみる、逆の手順で進めてみる。
このような変化をもたせると、新鮮味が湧いてきます。
更に、結果が付いて来れば楽しいとやりがいを感じることに繋がります。
意義を見出すには、上記の延長で他者から認められる事が必要です。
得意分野を確立し、周りの人から認めてもらう。
そうするとよりやりがいを感じる事が出来ます。
私はこれを「好きの好循環」と呼んでいますが、認められるから楽しく感じ、やりがいにもなる。
やりがいを感じるからよりその業務を追求するようになり、更に認められるようになります。
ここまで来れば、もう会社に行きたくないとは感じないでしょう。
仕事も早くこなせるようになれば、空いた時間で他の好きな事にも着手できるようになります。
こうやって書くのは簡単ですが、この状況を作るのは長い時間がかかります。
その間目の前の業務に没頭できるように、好きの好循環を生み出すように意識してみてください。
会社に行きたくないあるあるまとめ

個人で正確なアンケートを取ったわけではないですが、殆どの社会人は会社に行きたくないと答えると思います。
毎日が楽しい、仕事が楽しいと感じる人は全体の1割ほどしかいないのでは?と思ってます。
働いている人は皆何かしらの悩みをかかえていて、その上でその悩みとうまく付き合えているかどうかの差だと言えるでしょう。
原因があって、その悩みが過度になるとストレスになり、最悪の場合心身を壊す段階まで行ってしまう事もあります。
一つの線引きとして、会社はいつでも辞めれる物と考えておきましょう。
自身の生活や環境、経済的な理由で辞められないという人もいますが、今の悩みと天秤にかけて何を優先するかを明確にしてみてください。
その結果、明らかに会社でのストレスが重いと言う事であれば、何も考えずに会社を変えたり個人で働けるようにシフトしていくのも立派な手段だと言う事ですね。